うつし世はゆめ

旅行記ほか、日常生活で感じたことなどを徒然と。

シンガポール旅行 1日目

9/21(水)~9/24(土)に、シンガポールへ行ってまいりました。

以下、旅の記録や、気づいたことなど。記憶が曖昧な部分が多いので、特に価格などについては「大体」と考えていただければ。

 

●1日目 9/21(水)

 

10:55羽田発のANAシンガポールへ。シンガポール行きも羽田から出ているのはありがたい。

チャンギ国際空港に着いたのは17:20。今回は荷物を預けず機内に持ち込んだため、荷物待ちもなくスムーズ。3泊4日程度だったら預けるほどの荷物は必要ない。

この日は曇りだったせいか思ったほど暑くはなかった。しかし湿度は高かった。常夏の国といってもリゾート感はない。地元の人たちの服装もシティっぽく、日本とあまり変わらない。

空港はとてもきれいだった。VISAのATMで$500引き出す。日本円を両替するよりもクレジットカードでキャッシングしたほうがレートが良いとネットの記事で見たため。レートは日によって変動しているが、私が行ったときは$1(シンガポール・ドル)が76円程度だった。

MRTに乗り、ホテルのあるエスプラネード駅へ。6回までチャージができるスタンダード・チケットを最初に買う。チャージができるといっても、日本のSuicaのようにまとまった額を最初にチャージできるのではなく、乗車のつど一回分の運賃をチャージしないといけない。つまりは毎回切符を買うのと変わらないので、Suicaに慣れている身としてはかなり面倒くさい。ez-linkカードという、Suicaと同じようなシステムのものもあるが、これは$12と高い(ちなみにシンガポールは電車賃が安く、$1~2程度で行ける)。また、発券機も、日本のように運賃のみを選んで切符を買うのではなく、いちいち路線図を表示させてから駅を選んで購入、という二段階を踏むため、時間も倍かかる。しかも機械の動きが遅い。その上、一駅につき2~3台しか発券機が置かれていないため、たとえばマリーナ・ベイ・サンズのあるベイフロント駅などの観光地では、発券機の前に長蛇の列が……。さらに、発券機で使える紙幣は$2と$5だけ。$10以上の紙幣しかない場合は両替しないといけないのだが、両替機はない。発券機の手前にいる係員に頼んで両替してもらうらしいが、最初はわからず窓口で聞いたりして、思いのほか手間取った。このあたりは日本より遅れているなあ、という印象。

車内はとてもきれい。広告がまったくないのには驚いた。とてもシンプルでスッキリしている。冷房が効きすぎていて寒かった。乗客が皆スマホをいじっているのは日本と同様。ポケモンGOをやってる人もいて、勝手に親近感が(笑)。

ホテルは「マリーナ・マンダリン・シンガポール」に宿泊した。エスプラネード駅からすぐで、わかりやすい。ロビーは41階までの吹き抜けで、広めのラウンジでは生ピアノ演奏があったりと、かなり高級な印象。歴史のあるホテルらしい。しかしスタンダードタイプの部屋は特別豪華というわけではなかった。浴室は、浴槽とシャワールームが分かれているのは良いのだが、シャワールームのドアがきちんと閉まらない。1日目はそのことに気づかず、普通にシャワーを使っていたら浴室中が水浸しになるという悲惨なことに……。

ホテルの中にはレストランやラウンジ、プールなど、様々な施設がある。しかしレストランもラウンジも高い(朝食が$48!)。だから滞在中一度も行かなかった。結局ホテルには寝に帰るだけだったから、もっと安いホテルでもよかった。

交通の便も意外に良くなかった。というのは、主要な観光地へ行くには、エスプラネード駅からだと乗換が必要。乗換なしで行けるプロムナード駅やシティ・ホール駅からも徒歩圏内なのだが、歩くと15分以上かかる。また、ホテルはエスプラネード駅直結の「マリーナ・スクエア」の中にあり、外へ出なくても行けるはずなのだが、マリーナ・スクエアの中から直接ホテルに入る入り口が非常にわかりにくく、最終日にしてようやくわかった。

ホテルにチェックイン後、シンガポール・フライヤー(観覧者)に乗るため、プロムナード駅まで歩く。しかし、着いてみるとなんと休み……。ガイドブックには年中無休とあったので、たまたま休みだったんだろう。なんだか出鼻をくじかれた感じだった。

お腹も空いてきたので、気を取り直して施設内のフードコートで食事。今回の旅行は予算があまりなかった上、シンガポールは物価が高いので、食事はもっぱらフードコートで済ませた。この日頼んだのは揚げ餃子とワンタン麺(スープあり)。ちょっと甘めの醤油ベースのスープ。安くておいしかった。Tigerビールは小瓶1本が$9と高かった。

その後、MRTでベイフロント駅へ。マリーナ・ベイ・サンズへ行く。空中プールが有名なホテル。「シンガポールへ行ってきた」と言うと、必ず「あのプールのあるホテル泊まったの?」と聞かれた。それほど有名なホテルだとは知らなかった。とはいえマリーナ・マンダリン・シンガポール以上の高級ホテル(一泊3万とか)なので、手が出ず。予算と時間があったらこういうホテルに泊まってプール入って、プールサイドのバーでお酒飲んだりして、ゆっくりまったり過ごすのもいいなあ……。実際、このホテルにはそういう優雅な旅行をしているとおぼしき欧米人の客が多かった。

マリーナ・ベイ・サンズの56階にある「サンズ・スカイパーク(空中庭園)」へ。ここには宿泊客以外も入れる。目の前に素晴らしい夜景が飛び込んできた。ライトアップされたマーライオンシンガポールフライヤー、エスプラネード、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどが一望できる。たくさん写真を撮った。思う存分夜景を満喫してホテルへ帰った。

帰る前にホテルの近くのセブンイレブンへ寄り、アルコールやつまみを買い込む(セブンイレブンはあちこちにあった)。シンガポールはアルコールが高いのだが、ラッキーなことに22:30までアルコール類のセールをやっていた(これには訳があることが後日わかる……)。シンガポールのビールは「Tigerビール」が一般的なようだが、「ANCHOR」という赤いラベルの缶ビールがセールで$2と安かったので買う。あとは赤ワインのハーフボトルを買う。日本ではフルボトル500円以内のワインも多いが、ハーフでも$9と高かった。

ホテルへ帰ってお風呂。前述したように浴室が水浸しになるという事態に。お風呂上りにビールとワインを飲み、寝る。