うつし世はゆめ

旅行記ほか、日常生活で感じたことなどを徒然と。

ミャンマーからこんにちは 3

遅くなりましたが、ミャンマー旅行記最終回。

 

【四日目】3/27(火)

ホテルの朝食は洋食なども選択できるようになっていたが、やはりここはシャン料理を選択。正解だった。スープ、揚げ豆腐、野菜たっぷりの汁なし麺。米でできている麺でもっちりしてて食べ応えがある。シャン料理はミャンマー料理より味付けがあっさりしていて、野菜が多くヘルシー。日本人向けだと思う。レストランのスタッフが「おいしいですか?」と聞きにきてくれたりして、とても対応が良かった。

部屋でロンジーに着替え、荷造り。この日は飛行機でヤンゴンまで戻り、車でヤンゴン観光後にそのまま空港へというコース。機内泊になるので、空港でメイクを落としたり着替えたりすることを想定して荷物を分ける。

9:35ヘーホー発の飛行機でヤンゴンへ。10:40ヤンゴン着。

一日目にヤンゴンの空港で出迎えてくれた若く可愛いガイドのエさんが再び出迎えてくれた。この日はエさんが案内してくれる。私のロンジーを誉めてくれてうれしかった。彼女もまた素敵なロンジーを着ていた。

まずは巨大寝釈迦チャウタッジーパゴダへ。その後、昼食。またもミャンマー料理。ミャンマー料理のコースはだいたいスープ、カレー二種類、野菜炒め、野菜サラダ、と決まっているようで、もう何度か食べているのでさすがにちょっと飽きてきた。名物のモヒンガーが食べたかったのだが、これは屋台で食べるようなものなので、ツアーのなかでの食事としては含まれないのだろう。ただエさんと一緒にいろいろ話しながら昼食を食べることができたのは良かった。彼女は30歳で、最近ガイドを始めたという。彼女の故郷の話(ヤンゴンよりだいぶ田舎のほうだとか)をいろいろ聞く。

その後、ミャンマー最大の聖地といわれるシュエダゴォンパゴダへ。ここはとにかく広くていろいろ見どころがあった。ゆっくり見て回る。日差しが強かったので、途中日陰になっているスペースで休憩。エさんとガールズトーク。彼女は恋人募集中なのだとか。二人でロンジー着て一緒に行動しお昼も一緒……気分はデート(笑)。ガイドが若く可愛い子だとこちらのテンションも上がる。

本来はアウンサンマーケットもツアーに組み込まれていたのだが、残念ながらこの日は祝日でお休みだったのでほかの場所に連れて行ってもらう。ひとまずお土産を買いたかったので、ラペッ・トゥのセットが売ってるスーパーマーケットへ連れて行ってもらう。ラペッ・トゥのセットを3つとココナッツ麺を買い、2000チャットほど。あとインレー湖で売っていた葉巻も欲しかったのだが、あそこで売っていたような箱入りのものは売ってなかった。運転手さんが葉巻を売っているお店を探してくれ、普通のビニール袋に入った葉巻を買う。500チャット。うーん、やっぱりインレー湖で箱入りのちゃんとしたやつを買っておけば良かったなあ。インレー湖のガイドさんは「ヤンゴンのほうが安い」なんて言っていたけれど、アウンサンマーケットもお休みだし葉巻を売っているお店自体があまりない。どこにでも売っているものじゃないなら、多少高くてもその場で買ったほうが良いよね。ほかで買える保証はないし。

その後、モヒンガーを食べたいと話すとやはり運転手さんがおすすめのお店に連れて行ってくれた。エさんと一緒に食べる。モヒンガーはミャンマーを代表する麺料理で、魚ベースのスープを、あらかじめゆでて水を切ってある麺にかけて食べるもの。お店によってスープの味が違う。運転手さんおすすめのお店はすごくおいしかった。エさんと二人分で2000チャット。

まだ時間に余裕はあったが、早めに空港まで送ってもらう。空港でエさんと記念撮影。ロンジーを着た女子二人の写真、いい感じに撮れました。

空港のトイレで着替え。ロンジーを脱ぎ、ジーパンに履き替える。気分が一気に帰国モードへ。もうこの国ともお別れか……。

もうチャットは使わないのでドルに両替してもらう。現地で使ったのはだいたい7000円くらい。

21:45ヤンゴン発の飛行機で成田へ。機内で『湯を沸かすほどの熱い愛』を観たのだが、これがすごく良かった。ある日突然ガンで余命数カ月と告げられる主人公。自覚症状がないガンの場合、検査を受けたときにはすでに手遅れで、ガンが見つかってから半年後にはもうあの世へ……という話もよく聞く。自分だっていつそうなってもおかしくはない。もちろん健診を受けたりの予防も大切だけど、いつそうなっても後悔のないよう、やりたいことをやって行きたいところに行こう、と改めて感じた。映画の後薬を飲み、3時間くらい寝た。

日本時間6:50に無事成田着。またシャトルバスで東京駅まで。

3泊5日の駆け足の旅だったけど、中身がとても濃かった。貴重な体験でした。ヤンゴンバガンもインレー湖もそれぞれとても良かった。またいつか行きたい国です。