うつし世はゆめ

旅行記ほか、日常生活で感じたことなどを徒然と。

シンガポール旅行 2日目

  • 2日目 9/22(木)

 

朝8時にホテルを出てMRTでブギスへ。アラブストリートを歩く。マレー系イスラム教徒が行きかい、中東料理店やアラブの雑貨店がたくさんあって、散策しているだけで楽しい。とはいえ朝早かったので、営業している店は少なかった。どこかで朝食をとやっている店を探し、ニュー・ビクトリーという、地元の客しかいないようなローカルな店へ入る。チキンカレーと、アラブ風お好み焼きムスタバを頼む。すごくおいしかった!

その後、サルタン・モスクを見て、雑貨店めぐり。絨毯やバティックなどの布の店がすごく多く、とてもカラフル。あと香水の店も何軒かあった。好みの香りを調合してくれるのだとか。パシュミナストールとパシュミナショールが$5と安く売っていたので買った。いろんな色があり、何色にするかさんざん悩んだ(笑)。

その後はまたMRTに乗ってリトルインディアンへ。ここはインド系の人たちが行きかい、とてもエキゾチック。まずはスリ・ヴィラマカリアマン寺院へ。普通にお祈りしている人たちがいるなか、靴を脱いで上がる。本当は靴下を脱がないといけなかったのに、知らずにそのまま上がってしまった。その後は散策。野菜の店、小物の店、洋服店、レストラン。この日は最高気温が36℃で湿度も高く、かなり蒸し暑かった。あちこち歩いてくたびれ、レストランへ入って休む。暑いのでビールと、つまみでチキンを。本当は本格カレーを食べたかったけど、朝がっつり食べたので入らない。

その後はまたMRTに乗り、チャイナタウンへ移動。パゴダストリートを歩く。中華料理店や中華グッズの店がたくさんあり、いかにもアジアという活気のある雰囲気。とはいえこのときは疲れがピークで、のんびり歩いてお店を見たりはせず、ただなんとなく雰囲気を味わったという程度。チャイナタウンコンプレックスもさっと歩いた。屋台ストリートでなにか軽く食べようかと思っていたが、やはりまだお腹がいっぱいで食べられず。メイン通りから外れたところにあるカフェに入り、ビールを飲んで休む。

その後、MRTでダウンタウン駅へ。マーライオン・パークまで歩く。場所がよくわからなくなったが、ふと後ろを向いたらマーライオンの頭が見え(笑)、そこを目指して歩く。マーライオンはマリーナ・ベイ・サンズの方向へ向かってマリーナ湾へ勢いよく水を吐いている。マーライオンの前でお決まりのポーズ(マーライオンの口から出ている水を自分の口で受けるようなポーズなど)で写真撮影。さすがに観光客が多く、皆思い思いのポーズで写真撮影していた。

少し歩いたところにスタバがあったのでコーヒーを飲みながら休憩。あちこち歩き回ってクタクタだったので、いったんホテルへ戻って休むことに。

充分休んだ後、マリーナ・スクエアの4階にあるフードコート「ギャラリー」で食事。ここは一面ガラス張りで、景色がきれいだった。窓側の席をゲット。いろんなお店が入っており、直接お店で食べ物を買ってお金を払ってから席で食べる、というシステム。なにを食べるか迷ったが、「ヨンタオフー(シンガポール風おでん)」を食べてみた。様々な種類の野菜、海鮮、豆腐、練り物、揚げワンタン、何種類かの麺などの具材のなかから自分が食べたいものを選んでお椀に入れ、中の人に渡すと、お椀に入れた具材を切ったりボイルしたりして調理してくれる。スープはクリアで、かなりマイルドな味。お腹にやさしい感じ。

ホテルの前でタクシーをつかまえ、ナイトサファリへ。30分ほどかかり、料金は$30ほど。

着いてすぐにチケットを購入し、日本語トラムを予約。運よくすぐ次のトラムに空きがあり、待たずに乗ることができた。

45分間、トラムに乗って園内をめぐる。真っ暗なジャングルのなかをトコトコ走っていく。なにが出てくるかわからない……なんだか動物園というよりお化け屋敷のアトラクションみたい。

進んでいくと右に左にいろんな野生動物が。そのつど日本語ナレーションで案内してくれるので、見逃すこともなく、なんの動物かということもわかる。ライオン、ヒョウ、鹿、牛、ハイエナ……。ここでしか見られない動物ばかり。その見せ方もうまいし、園内の構成がよくできているなと思った。トラム周遊後は、たまたまショーをやっていたので見る。ショーは無料。いろいろな動物が登場。ただMCが英語だったため意味はよくわからなかった。

帰りもタクシーで帰ろうとしたが、主要なホテルに順番に止まるシャトルバスも出ているという。$7だというから、それに乗ることにした。マリーナ・マンダリン・シンガポールには止まらないものの、その近くのホテルの前に止まる。バスは2階建てで屋根がオープンになっていた。2階に乗ると、風が吹いて気持ちよく、開放的な気分に。ナイトサファリがあるなにもない郊外から、賑やかな中心部までバスで回ったのは楽しかった。中心部はほんとに都会。ホテル、デパート、ブティック、飲食店……そしてたくさんの人、人、人。洗練された街並みは銀座のよう。

ホテルへ戻る前に、またセブンイレブンでアルコールとつまみを調達。昨日と違うセブンイレブンへ行ったのだが、また22:30までアルコールのセールをやっていた! $2のANCHORビールとチャミスル(小さいサイズ)1本、つまみのサンドイッチを買う。サンドイッチは見た目は日本のコンビニで買うものと同じだが、パンが固く、具の味が甘めで、独特だった。広めのセブンイレブンは品揃えが豊富で、インスタント食品もお菓子もなんでもある。日本の商品もたくさんあった。肉まんやチキンナゲットなどの温かいものは自分で取って袋に入れる(ピザまんを買って食べたが、小さくて味は微妙だった)。カップ麺などのお湯を入れるポットも。かなり充実している。